四万温泉 スマートボール 柳屋遊技場 |群馬県/中之条町/四万温泉 遊び
シマオンセン スマートボール ヤナギヤユウギジョウ
■ジャンル 四万温泉で遊ぶ
レトロな温泉街の遊びと言えば『射的』と『スマートボール』。
残念ながら四万温泉での射的は数年前に無くなってしまったのですが、スマートボールは今も健在です。
ビー玉を打ち出すピンボールの様なゲームは温泉場の娯楽の代表格の気がしますが、これが残っている温泉場も珍しくなっています。
四万温泉でも最後の一件になってしまった柳屋遊技場さんでの体験は超貴重だと思われます。
ビー玉を打ち出す音、当たりに入った音はノスタルジー満点。!!
温泉場の雰囲気に合う遊び場と言えばやっぱりスマートボール。
スマートボールは和風ピンボール。1個ずつ打ち出されたビー玉は跳ね返りながら落ちてきて、当たりの穴に入るとレトロな音が響く。すると台の上の方から当たり分のビー玉出てくる。それがスマートボールのガラスふたの上にたまっていくのだが、たまりすぎて何も見えなくなってしまう。それでもビー玉は出てくる。
こんなことを続けているだけで、なんか、魂がほぐれていく気がします。
おばちゃんが出してくれるお茶とお菓子がほっこりします。
何も考えずにスマートボールに興じていると、『お茶どうぞ。』『お茶菓子も食べるかい?』とおばちゃんからすすめられることもあります。
まるで、田舎のおばあちゃんちに遊びに行ったときのよう。お店の人とお客様だけど、もっと近い関係に感じます。
この魔法が『年の功』なのかも。
お店の外も昭和レトロでタイムスリップ感が浮かびます。!!
スマートボールを終えてお店の外へ出ると、何か懐かしい横丁の風景があります。
その雰囲気が『千と千尋』に通じる気がします。積善館本館の国宝級の建物も重要だと思うのですが、その目の前にあるこの横丁の雰囲気こそその世界観を感じさせてくれます。
お店のなかで懐かしい雰囲気に興じた後、寂れた昭和レトロな横丁に立つと、浦島太郎の体験が出来るかもしれませんね。